お味噌を作ろう!の会
チェンマイに在住して18年。
ここ10年くらいかな。
この街に長く住み、家庭を築いたり仕事をしたりしている世代の日本人たちが、少しずつゆるーい感じでつながってきました。
先日。。。当店で開催されたワークショップもそのひとつ。
その昔、日本で助産婦さんに直伝していただいたという、とーっても美味しいお味噌の作り方を!友人のちえちゃんが教えてくれることになりました☆
食べ物系のワークショップは実は初めてのディンディー。初めてだから、友達やタイ人の知り合い、常連さんなどに声をかけてまずはプライベート感覚でやってみることに。
わくわく ♡♡
当日の朝、早くからちえ先生が到着。
まずは、台所で皆さんが来るまで大豆を茹でるところからスタートしました。
ぐつぐつ。ぐつぐつ。
ちえ先生いわく、大豆は種類や気候、場所によって茹で上がりの状態や時間も変わってくるとのこと。ちなみにこの日はあくが少なくて、やわらかくなるまで少し時間がかかりました。
正午になると、メンバーが集まり始めました。
テーブルを囲んで、まずはみんなで持ち寄ったご飯やおかずでランチ。ここで、ちえ先生の出来上がり味噌もみんなで味見することができましたー。
うーん。 やっぱ美味しい!!
さてさて。作業が始まりましたよー。
まずは塩切り。ほっくほくの麹と塩をやわらかーく混ぜていきます。
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次に、みんなが予想だにしていなかった(!)エクササイズ時間・・・
ソムタム用の臼で、茹であがった豆をひたすら、叩き続ける。
全部で大豆が5キロあったから終わるまで、1時間弱くらいかかったかしら?日中暑かったからみんな軽く汗かいてましたー。
ひとつの瞑想ですね。^^
ちなみに、その昔。ある日本の雑誌の精進料理特集の中で、山暮らしのある男性の一日が紹介されていて、その男性の一日は胡麻を摺ることから始まる・・という記事を読み、素敵だなーと。
未だに忘れられません。
起床時。何かこうしてひとつのことに集中する時間をに設ける、っていいかもしれませんね。
はは・・ ちょっと余談でした。^^
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さてさて。みんなが疲れたころに、ちえ先生から一言。
「みんな、おつかれさまー!これで80%は終わったよー。これからは楽しいですよー」
そう。先ほどの麹とつぶした大豆をあわせて丸めそのおにぎりを、べっし!って空気を抜きながらなべに叩きいれるんですね。
べしっ!べしっ!
うん。たのしいですーぅ
空気をできるだけ抜いておなべに敷き詰めた上に、塩を厚く乗せて・・・。
あとはカビ防止にサランラップでおなべをぐるぐる巻き。
ここからみんなのお味噌は、6ヶ月間、冬眠。。。じゃなかった。
もうすぐタイは夏だからー
夏眠に入ります。^^
途中、3ヶ月めで一度みんなで集まって、天地返し。
さあー!みんなで合言葉を唱えましょー。
せーの。
美味しいおみそになーーーれ♪
今回、お味噌を教えてくれた方は、この方。
素敵な女性、こじまちえ先生でした。
チェンマイ在住で、これまでもタイの学校をはじめ、たくさんの人々に美味しいお味噌を広めてくれています。
ちえ先生、どうもありがとうございました!
追記:
ちなみに、今回のワークショップは、ベジタリアン料理家ターおばさんの助手さんも参加。最近、料理教室に日本人の生徒さんが多くなり、日本の味噌をおばさんレシピに取り入れることが多くなったので、ぜひ手作りしたい!と参加してくれたのでした。こちらも、楽しみですね!